いつからモラハラ?どこからがモラハラ??
モラハラ。
モラハラ。
モラハラららら。
モラハラって、言葉の暴力ことだよな。
そして、それを自分では気づかず行っている場合も多いんだよな。
ジワジワと相手を苦しめていく言葉の暴力。
いつから、僕は、そんなえげつないことをしていたんだろう。
どこでどう、間違えたんだろう。
結婚当初は、とても愛に溢れていたと思う。
同じ職場で、、一緒に出社して、
帰りもお互い待って、一緒に帰ったりもしたり。
元々職場恋愛だったから、職場の先輩=奥さんになるなんて、なんだかくすぐったくて照れ臭いばかりの新婚時代だった。
それから3ヶ月、愛の結晶が奥さんのお腹に宿った。
とても、嬉しかった。
そして、不思議な気持ちにもなっていた。
親?
おや?
僕が親になるの?
なれるのか?こんなんで。
まだ、リアルには感じられなかった親としての自分。
そんな、ふわふわした覚束ない自分の気持ちなんて、赤ちゃんは待ってはくれない。
すぐに、奥さんのツワリが始まった。
そんな時、ツワリで苦しそうな奥さんと一緒に通勤するのが、億劫になってきた。
だって、なかなか前に進まないし。
普段以上に、歩くスピードが遅いから。
実は、短気な僕。
心の中で、毎日、イライラが朝の僕の心に積もっていった。
『もう少し、早く歩けない?』
つい漏らしてしまった言葉。
ツワリで口を押さえながらも、懸命に歩きながら出社している奥さんに対して、その心配よりも、自分が朝の通勤時間が長時間になることばかりが頭を過る毎日。
『明日から別々に行かない?』
『俺、今日朝早く仕事したいから先にいきたいんだけど!』
そんな言葉をかけたこともあった。
あまりに遅いから、スタスタ置いていく時もあった。
雪の日は、さらに歩くスピード遅いから、後ろから突っついたこともあったな。
『顔怖すぎ。朝から眉間にシワ寄ってるよ。』
と、奥さんに言われたこともある。
今、書きながら思い出すと、、
なんか、自分がどんだけ嫌なやつだったのかとハッとするな。
客観的に見ると、本当に利己主義な僕。
そんな時、奥さんは、怒りとか悲しみとかよりも、、何だか落胆した表情に見えたな。
諦めたみたいな、、そんな顔していたのを覚えている。
ツワリが酷い時、奥さんが家に入れず、車で寝て待っていた時もあった。
奥さんから助けの連絡があっても、構わず仕事していた僕。
正直、仕事の時は、奥さんから何言われても仕事しか見えていない。
むしろ、邪魔にさえ思ってしまうことも。
口には出していないが、節々の言動や態度で、奥さんは感じ取っていた様子だが。
そんな心無い言葉を、つい口に出していた記憶はある。
これは、モラハラなのか??
この心無い言葉は、モラハラなのかな?
モラハラって、どこからなんだろう?
そんな疑問が、頭を過る。